高山市朝日町甲朝日郵便局付近。
朝日町甲地区で一際目立つ歴史ある大木「七本椹」。飛騨朝日の歴史文化スポットの一つです。小さな釈迦堂と、安永３年（1774）、大原騒動で斬首された義人市左エ門の墓標があります。
この大木には言伝えがあります。昔、甲村に文作という者がいて、剣の道を志していました。あるとき、諸国修行を企てて村を出たが、その後、僧となって戻ってきました。乾元元年（1302）、この地にて大往生。彼には７人の男子があり、長男文左エ門が父の遺骸と経書をここに埋め、７人兄弟に擬してサワラ６本とサクラ１本を植えて墓標としました。それがこの大木になります。
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