こちらの写真は令和3年度のイベントの際に撮影した写真です。
令和3年まで開催されていた「ハロウィンinあさひ」ですが、残念ながら今年(令和4年)の開催は中止となりました。
実を言いますと、中止と記載致しましたが、令和4年度は年度当初から開催できないということが分かっておりました。
おいおい… 分かっていたのに「中止」という表現は間違っている!と思われても仕方ありませんが、観光を通じて飛騨朝日を活性化していきたい観光協会の事務局としましてはあえて「中止」と表現したい!その理由は「中止」ということは「来年は行う可能性が出てきた」ことをお伝えしたかったんです。ですのであえてこの言葉を選びました。
このイベントは2015年の10月末に第1回目が開催されました。地元農業者の有志の集まり「朝日ぱんぷきんず」様が主催となり、①子供たちに夢を与えること、②主催者がイベントの企画運営を楽しむこと、③イベント開催に向かう熱意を地元住民に伝えることで地域活性化の火種となること、④補助金に頼らず開催すること、この4つを柱に企画されました。
主催者が楽しめるイベントはスタッフ1人1人が責任を持ち、生き生きとイベントが運営され、周りの意見にも左右されず、束縛されず、ルールも自由でしたので、スタッフの「楽しい」「自由」「やりがい」が多くの来場者の心に届き、それが口コミで広がっていくというメディアを余り利用しない一風変わったイベントでした。しかし心を繋ぐイベントだった為、一度はまったお客様は毎年楽しみに来場してくださいました。私(飛騨あさひ観光協会事務局)もその一人であります。
口コミで年々参加者が増えておりましたので、今後朝日町の秋を代表するイベントになると地元住民から期待をされておりました。しかしながら、主催者である「朝日ぱんぷきんず」様が令和3年でこのイベントを終了することを表明。イベントを続けてほしいと訴えた地元住民も少なくなかったですが、令和4年度のイベントの開催に元主催者は手を挙げることはありませんでした。
開催を断った理由は様々であったようですが、朝日ぱんぷきんずの代表はこう答えてくれました。
「地域活性化の火種となりたかったが、年数を積み重ねても自分たちの熱意を波及させることができなかった。もっと協力者が出てくると思っていた。協力者が出たらもっと新たな発想が生まれ、活力も生まれたと思いますが、台風直撃によるイベント中止や長引くコロナによる中止が3年連続で発生し、イベントを開催する活力・楽しさが薄くなってしまいました。そういったメンバーの気持ちを一度リセットし、またやる気になるのか、それとも違う形の何かを新たにスタートさせるのか、はっきり答えは出ていませんが令和4年のハロウィンは休止したいと思います。多くの方々の期待に応えることができないのは残念ではありますが、この決断はメンバーの総意です。」
朝日町のハロウィンは魅力は仮想コンテストやコスプレではなく、アトランティックジャイアントという本物の巨大なかぼちゃを使用したランタンにあります。やはりかぼちゃですので春に種を植えないと始まりません。今後開催するか否かを検討している間に種を植える時期が終わってしまい、令和4年はやりたくてもやれない状況となりました。
冒頭でもお伝えしたとおり令和4年のイベントは「中止」。ということは令和5年は開催する可能性が出てきました。止む無く中止をした1年を通し、開催した方がいいという声は消えなかったのです。
では、どこが主体となって行うのか。それはまだヒ・ミ・ツです。しかしながら徐々に前を向き出して進み始めました。七転び八起きの精神で、開催にあたり色々と壁に当たると思いますが、令和5年は是非開催できればと強く願います。
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小林れい子 (火曜日, 27 9月 2022 21:17)
ハロウィンイン朝日!
子供と楽しみにしておりました。コロナ禍で実施出来ない状況が続きましたので、今年は!っと期待しておりましたので、残念です。きっと
色々な想いがあると思います…
ですが!来年、開催される事を楽しみにしています。